訪問マッサージ　非フランチャイズでの開業支援サポート

先輩オーナー様インタビュー

実際に当協会のサポートをご利用いただいた先輩オーナー様のインタビューをご紹介します。

□日本訪問マッサージ協会との出会いは？
□協会のサポートを受けた理由と感想について
□今後の事業展開について
□柔整業界の先行に不安を抱えている整骨院の院長先生へ

など様々な角度からお話いただいております。
ぜひご参考下さい。

静岡県浜松市で鍼灸整骨院を経営されている古山様は、「別の経営の柱を」ということで、これまで様々なビジネスを検討し、実際に色々と試されたそうです。「どうもしっくりくるものがない。楽しくない。」となかなか"これ"といったビジネスに出会うことが出来なかった古山様。そんな時、情報収集の中で耳に入っていた"日本訪問マッサージ協会"のことを思い出し、かなり遠回りはしたが、「自分の得意な部分を伸ばしていくしかない」と協会の門をたたいてくださいました。開業しようと思ったキッカケから協会サポートについてお話しいただきました。

訪問鍼灸参入の１番の決め手は、継続して患者さんを診られて継続収入があること

―訪問鍼灸マッサージを知ったきっかけを教えてください。

約10年前に鍼灸整骨院を開院させていただきました。
開業当初から主に柔整での保険施術を行っておりましたが、
柔整ならではの保険請求の矛盾を日々、感じていました。

柔整の保険は急性の症状に対してのものになりますので、
長い間継続して患者さんを見続ける事が無理なシステムです。

いわゆる鍼灸整骨院までの通院が困難になってしまった
慢性的な患者さんの施術を医療保険での鍼灸マッサージしかないと思い、
訪問鍼灸マッサージの開業を決めました。

訪問鍼灸をやるなら誰とやるか?！と考えた時に頭に浮かんだのが日本訪問マッサージ協会の藤井会長でした。

―協会のサポートを受けることに決められたポイントはどこでしたか？

保険制度のシステムは柔整でも保険を扱っていましたので、ある程度分かっていました。
ですので、あとはマニュアルを頭に叩き込むのみでしたので、フランチャイズ業者もリサーチしましたが、どこも高額な初期費用、そして毎月のロイヤリティ、各種手数料などが掛かるのがネックでした。
であれば、訪問鍼灸マッサージの開業ノウハウを得ながら、
いずれ自立して自分自身で運営できるようになれる協会に決めました。

―協会のサポートを受けていかがでしたか？

各種マニュアルが本当に助かりました！

採用マニュアルに関しては、訪問鍼灸マッサージ事業を始めると決めて
求人を出したらすぐに1名の施術者の入社が決まりました。

あとは、集患をしなければいけなかったのですが、
訪問鍼灸マッサージの基本となる営業は「ケアマネ営業」と聞いていましたので、
土台を作る為にまずは一人でケアマネ事業所を回りました。

自分自身、飛び込み営業なんてこれまでやった事なかったので、
とにかく協会から教えて頂いた、
「順序だてての営業マニュアルの方法を」と頭に思いながら場数を踏んでいった感じです。

営業マニュアルがあったおかげで、スムーズに営業を開始でき、
今では、新規患者さんの8～9割がケアマネさんからのご紹介となっています。

規模を拡大していき、地域の方を救っていきたい

―今後の目標、描いている事業展開を教えてください。

自分でケアマネさんの挨拶周りをすることで、地元の高齢者の方の中にも
外出が困難でお体の不調を抱えている方が多くいることが分かりました。

自分一人だけの力や、今いるスタッフの数だけでは足りないので、
もっと地域の方の助けになるために訪問鍼灸の規模を拡大していきたいと思います。
まずは、正社員スタッフ10名！そしてゆくゆくは正社員30名を目指しています！
治療院規模を拡大していくことで地域に恩返しができればと思っています。

―訪問治療院の経営を軌道に乗せるための3箇条をあげるとしたら何かありますか？

・１：院長（代表）が朝早く出勤し、落ち着いた時間に情報収集と戦力を常に練る。

・２：勢いが大事。やるべき事を先延ばしにしない事。

・３：スタッフが失敗しても「ケツを拭いてやるからいって来い」といった姿勢をみせる。

です。

―最後に、整骨院の院長に向けてアドバイスをお願いいたします。

柔整業界特有の保険請求の取り扱いに疑問や不安を抱えている方もいらっしゃると思います。
先行きが不安な中で何か新しい経営の柱を構築しなければと考えている方もいるでしょう。

既存の整骨院事業の隣にある訪問マッサージ、訪問鍼灸であれば
柔道整復師として培ってきた患者さんの身体を診てきた経験や
保険請求のノウハウなど役立つことは多くあります。

ぜひ、今まで整骨院に通院できていたけれど、
高齢や病気が原因で通院できなくなってしまった方などを
継続的に診て行っていただければと思います。

―古山様、貴重なお話しをありがとうございました